手足がバラバラに動かない…そんなあなたへ贈る楽器練習法

右手と左手をバラバラに動かしたいのに
一緒に動いちゃって、もう...
どうしたらいいの!!!



楽器を演奏していると、
「右手と左手が別々に動かせない」や
「足と手が同時に動かせない」
といった壁にぶつかること、ありませんか?


特にピアノやドラムのように
複数の動作を同時に求められる楽器では、
最初は誰もが戸惑うものです。


でもご安心を。

これは「センスがない」からではなく、
脳と身体の連携がまだ慣れていないだけ。


今回は、
そんな“同時動作の壁”を乗り越えるための
ヒントをお届けします!


【「できない」は脳の未経験に過ぎない、
 だからこそ練習が効く!】



人間の脳は、
慣れていない動作を同時に行うのが苦手です。

ピアノで右手はメロディ、左手は伴奏…
ドラムで右手はハイハット、左手はスネア、
足はバスドラム…

これらはまさに“脳のマルチタスク”状態。


でも、繰り返し練習することで
脳内に「動作の回路」ができ、
やがて無意識にできるようになります。


つまり、最初はできなくて当然なんです。
では、どんな練習をすればよいか?


練習のコツは
【分解して、ゆっくり、繰り返す】です、


具体的に見ていきましょう!


ステップ1:動作を分解する

 ピアノの場合、まずは右手だけ、次に左手だけ。
 ドラムの場合、バスドラムだけ、スネアだけなど。

 それぞれの動きを理解します。
 遠慮する必要はないので、
 これでもかと分解しいくのがコツです。


ステップ2:ゆっくり合わせる

 テンポを落として、両方(複数)の動作を
 同時に行なってみます。
 ドラムの場合は、ハイハットとスネア、
 バスドラムとスネアなど
 いろんな組み合わせを試して慣らしていきます。
   
 ミスしても気にせず、繰り返すことが大事。


ステップ3:口ずさむ

 両方(複数)の動作を同時に行うのが難しい場合は
 動作を1つに絞り、別の動作を口ずさんでみると
 2つの動作の関係性を脳が理解しやすくなります。

 また、リズムやパターンを声に出してみても
 身体の動きが整理されてオススメですよ。
  

【できた!を積み重ねると、脳が味方になる】

最初はぎこちなくても、
少しずつ「できた!」が増えていくと、
脳がその動きを“定着”させてくれます。

すると、

意識しなくても自然に動けるようになります。
焦らず、比べず、自分のペースで、が肝心ですよ♪


楽器演奏は、まるで脳と身体の共同作業。
だからこそ、できるようになったときの達成感は格別です。

あなたの「できない」が「できた!」に変わる瞬間を、
心から応援しています。


それではまた〜♪